iPhone 7(防水・防塵「IP67」)はお風呂で使えるの?2017年06月15日 11:25

昨年に発売された「iPhone 7/7 Plus」は、iPhoneとしては初めて防水・防塵(じん)性能をサポートしたモデルだ。
iPhone 7は「IP67」に対応するとの事で、この「IP67」とは、どの程度の防水まで対応できるのかを調べてみた。

●IPコードが意味するもの
「IP」や「IPX」といった表示をスマホのスペック表などで見たことがある人も多いだろう。
これはIPコードと呼ばれ、「IP」に続く3文字目の数字が「防塵性能(固形物に対する保護等級)」を、4番目の数字が「防水性能(水の侵入に対する保護等級)」を意味する。
つまり、今回の「IP67」でいえば「防塵性能は6級で、防水性能は7級ですよ」ということを表しているとの事。
この定義によると、今回のiPhone 7/7 Plusは「完全防塵」で、かつ一般的に「真水で、常温で」で「30分間の水没に耐えられる防水性能」だといえる。つまり、「うっかりジュースをこぼしてしまった」「トイレに落としてしまった」というような事故の場合には、そのまま無事使用できる可能性が高い。
例えば塩素の入ったプールや塩水である海での使用は、メーカーが対応を明言する場合とそうでない場合がある
また、風呂での使用は湯温の高さに加え、シャンプーやせっけんも事故のもとになりやすいため、注意が必要だ。サウナなどの湿度が極めて高い環境も、端末内部に水滴が侵入する可能性があるため、積極的におすすめはできない。
iPhoneの防水対応は長い間ユーザーに求められてきた要素だが、あまりに過信すると悲しい事故が起こってしまうかもしれない。

なので、一般的な防水対応スマホは「IP67」レベルで、雨の日に多少濡れても使用できるレベルである。「水没」の修理は保証がきかないので注意が必要だ!